語学留学は失敗が隣り合わせになる
日本に住んでいると「いつかはアメリカに行ってみたい!」と言う気持ちに駆られるものですが、目的を持たずに語学留学を行えば高い確率で失敗します。
先人に習って、語学留学で失敗しないための準備をしておきましょう。
アメリカへの語学留学における失敗談
学校に日本人が多すぎた
アメリカには留学が可能な学校がいくつもあります。
目的を持って学校を選ばなければ、いつまでたっても決めることが出来ないほど種類も特徴も豊富です。
しかし、どうしても決めきれないからと言って最終的に日本人の友達が多い学校を選ぶのは悪手に他なりません。
留学先であまりに日本人が多すぎると“みんなの前だと、なんとなくスピーキングで全力を出し切れない”という、日本人特有の気恥ずかしさが発動してしまいます。
旅の恥はかき捨てとは言いますが、やはり失敗しても茶化されない、同じ外国からきた学生同士で研鑽できる環境を選ぶことが好ましいでしょう。
積極的になりきれなかった
日本だとあまり馴染みがありませんが、海外の語学学校の多くは週末の予定がない学生向けに、学校側からアクティビティの用意がなされます。
自然の多い地域ならば川下り、熱帯雨林クルーズ…アメリカならばシュノーケリングといったところでしょうか。
アクティビティは料金がかかる場合もあるため、参加は任意になります。しかし、可能なら積極的に参加すべきでしょう。
あまりに遊びに行かない人だと、同級生やホストファミリーから心配されることもあります。
また、めったに来られない国で中々経験できない経験を自ら逃す行為は、失敗に繋がりやすいのではないでしょうか。
資金不足になってしまった
資金不足は最も避けたい失敗です。
よく日本でも耳にしますが、アメリカの物価は非常に高いだけでなく、料金に上乗せして現金でチップを支払う必要のある店もあります。
毎日昼食を外で食べるとしたら、安いお店を選んでも瞬く間に資金が削られていくでしょう。
そして、残念ながらアメリカはワーキングホリデー制度がないため、学生ビザしか持ってない留学生はアルバイトでお金を稼ぐことが出来ません。
お金がなければ魅力的なアクティビティに参加することも出来ず、留学の醍醐味が何も味わえなくなってしまいます。
資金に余裕を持って留学に臨むことで失敗を回避しましょう。
留学に行く前の準備が成果を決定する
留学はこれまでの人生観を大きく変えてしまうくらいの感動が得られることもあれば、友達と一緒に行くただ楽しい旅行の延長のように、少ない成果で帰国することも珍しくありません。
アメリカ留学はとりわけ高い費用を支払った上で学びに行くのですから、失敗しないように入念な準備をしておくことが大切になります。
自由に行動が出来る国内にいる内に、しっかりとした目標立てと準備を行うことが、失敗のない語学留学に繋がるのではないでしょうか。